第25回ICOM(国際博物館会議)
京都大会2019への参加
会期:2019年9月1日(日)~ 9月7日(土)
会場:国立京都国際会館
大会テーマ:「Museums as Cultural Hubs: The Future of Tradition(文化をつなぐミュージアム ―伝統を未来へ―)」
昨年に行われたICOM京都大会に、弊社がデモブースを出店することができました。
今回のテーマは、地球規模の気候変動や貧困、紛争、自然災害、人権の抑圧、環境問題など、国際的に政治・経済・社会が大きく変貌を遂げる今、博物館が平和でよりよい未来を構築するために果たすべき役割について考える大会でした。
弊社では,発掘調査で明らかにされる歴史的な事象だけでなく、過去から受け継いだ文化遺産や伝統芸能、生活様式をこれからも継承しつつ、大切にしながら新しい未来の創造に繋げるために何ができるのか。
その進み方の参考になる展示発表となりました。
ICOMとは
ICOM(International Council of Museums;国際博物館会議)は、1946年に創設された国際的な非政府機関です。世界141カ国(地域を含む)から約3万7千人の博物館専門家が参加しています。地球規模で博物館と博物館専門家を代表する団体として、UNESCOと協力関係を保ち、国連では経済社会理事会の諮問資格を有しています。
ICOMには、国別に組織された119のNational Committees(国内委員会)と、博物館の様々な専門分野に即して組織された30のInternational Committees(国際委員会)があります。それぞれに年次会合などを開催し、博物館にかかわる情報の交換や知識の共有が図られています。3年ごとに、すべての委員会が一堂に会する「大会」が開催されます。このほか、technical committee(専門委員会)として、博物館の倫理に関する問題や、災害等の緊急時における対応を検討する委員会も設けられています。